寮の共用ロビーまで戻ってきた私たちは、「おやすみ」の挨拶を交わして別れた。 トボトボと歩きながら部屋に戻る。布団は弾きっぱなしだったので、部屋に着くとすぐにダイブした。 どっと疲れた一日だったな。 枕に顔を埋めて深く息を吐く。 週明けからは罰則が始まるし、それに嬉々先生の授業もある。他の授業の予習もしなきゃ。 やることは山積みだったけれど、あっという間に瞼は降りた。