あれから、学校が再開して、二ヶ月が経った頃。
親友とはまたもや同じクラスになれず、あの子もその彼もアイツも違うクラスで、唯一バンド仲間と同じクラスになった。
普通にありがたい事だったし、もしバンド仲間が居なかったら、僕は修学旅行を楽しめていたか分からない。
それくらいバンド仲間は僕に影響を与えていた。
ある日の休み時間にバンド仲間とこんな事を話していた。
「……修学旅行楽しみだね」
「うん。本当に行けるようになってよかったよ。レクリエーションどうする?」
「……決めてないよ。なにしよう」
口では決めていないと言っていながら、頭に思い付いたのはひとつだけだった。
「……ライブ、しよう」
「俺も同じこと思っていた。いいね。どんな曲を弾く?」
色々と候補を出しあったものの、その時間では決まらず、結局その日は決まることがなかった。
結論からいうと、僕が好きな九十年代の曲と世界にオンリーワンの花の曲を僕らは演奏したのだけど、最終決定したのが、修学旅行二週間前の事なのだから、本当に危なかった。
少しずつ、練習して、二年生の頃も担任だった女先生からGOサインをもらって、本番に向かうのだけど、その話は少ししてからにしよう。
これが、学校が再開し、修学旅行に向かうまでの話だ。
このときは頭の中からアイツやあの子の事は少し抜けていた。
親友とはまたもや同じクラスになれず、あの子もその彼もアイツも違うクラスで、唯一バンド仲間と同じクラスになった。
普通にありがたい事だったし、もしバンド仲間が居なかったら、僕は修学旅行を楽しめていたか分からない。
それくらいバンド仲間は僕に影響を与えていた。
ある日の休み時間にバンド仲間とこんな事を話していた。
「……修学旅行楽しみだね」
「うん。本当に行けるようになってよかったよ。レクリエーションどうする?」
「……決めてないよ。なにしよう」
口では決めていないと言っていながら、頭に思い付いたのはひとつだけだった。
「……ライブ、しよう」
「俺も同じこと思っていた。いいね。どんな曲を弾く?」
色々と候補を出しあったものの、その時間では決まらず、結局その日は決まることがなかった。
結論からいうと、僕が好きな九十年代の曲と世界にオンリーワンの花の曲を僕らは演奏したのだけど、最終決定したのが、修学旅行二週間前の事なのだから、本当に危なかった。
少しずつ、練習して、二年生の頃も担任だった女先生からGOサインをもらって、本番に向かうのだけど、その話は少ししてからにしよう。
これが、学校が再開し、修学旅行に向かうまでの話だ。
このときは頭の中からアイツやあの子の事は少し抜けていた。