私はもう一度、手紙を開いた。

『If we can laugf together again……また君と笑い合えたら……。From the one that loves you―あなたを愛する者より―』

 普通に読んでいて気付かなかった。先生ってば、今度は訳まで書いてくれちゃって。

 くすくす……。

「……っ……」

 涙が溢れる。

 先生……。

 あなたに会いたい。

 あなたと話したい。

 あなたに触れたい。

 先生――。