初恋はメトロノームと共に去りぬ

青春・恋愛

佐熊みのる/著
初恋はメトロノームと共に去りぬ
作品番号
1628269
最終更新
2021/03/06
総文字数
25,812
ページ数
27ページ
ステータス
完結
いいね数
8
ランクイン履歴

総合53位(2021/03/18)

ランクイン履歴

総合53位(2021/03/18)

───人を好きになると
嬉しくなったり、苦しくなったり、情けなくなったり、
こんなに知らなかった気持ちを知るなんて
9歳の頃の私は、思いもよらなかったよ。

そう、私は、私だけの音を奏でる。
私だけのテンポで。
たとえ初恋が散っても───



失恋や夢の挫折をどう受け入れるかといった
小学生女子の葛藤を描きました。
純恋愛小説です。
少女漫画を読んでいたあの頃を思い出して、頑張って描きました。
あらすじ
ピアノをきっかけにクラスメイトの内浜と仲良くなり、そして恋に落ちた"みお"。
しかし、小学校六年生への進学を控えた冬のコンクールで失敗をし、
ピアノを辞めることになってしまう。
一方内浜は町内野球クラブに入ってからどんどん腕を上げ、ますます遠い存在に感じるようになる。
焦った"みお"はラブレターを出すが、事態は思わぬ方向に転ぶことになる。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:騎月孝弘さん
ピアノの旋律のような文章でした
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タイトルどおり、初めての恋とその終わりまで。ほんと、きれいな文章で読み心地がよかったです。主人公が女の子で、彼女の繊細な心の揺らぎが伝わってきました。失恋しても、こんなに清々しく前を向けるヒロイン、素敵です。

2021/03/07 11:36

この作品の感想ノート

佐熊様、この度は素敵な作品読まさせて頂きました✨ 公開されている三作品の中、個人的に『初恋はメトロノームと共に去りぬ』が気に入りました。 音楽×恋。そしてその狭間にある色々な人間関係の変化と主人公の歳を重ねるごとの心情変化が微細に描かれており、まるで書籍化済みのスターツの短編を読んでいるような気分でした。 音楽を混じえた小説ということもあり、読者にメロディーや演奏の様子(?)というものを伝えるのは非常に難しいと思います。
僕自身そのような作品を書こうとして過去に挫折してしまいました😅 ですがこの作品では違和感なく音楽そのものとして捉えながら物語を読み進めることが出来ました✨
次作も是非、読まさせてください😊

2023/02/13 00:27

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

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