週明けの月曜日。
副社長室に柳田さんを呼んでいた。
「私の秘書ですが、総務課の山形さんにお願いしたいと思います」
「山形さん、ですか?」
そのプロフィールを見ながら、なるほどというように柳田さんが頷いた。
「ああ、山形さんですね。彼女の仕事ぶりは、ちょくちょく耳にしています。優秀なのに控えめで……はい、よいと思いますよ。ただ、資格はお持ちのようですが、秘書の経験はないはず」
「そこは杉田さんに鍛えて貰えば大丈夫でしょう。元々、仕事のできる方のようですし」
「そうですね。山形さんなら、大丈夫でしょう」
総務の一社員の仕事ぶりが、秘書室長にまで届いていることには驚いた。
彼女なら、秘書にしても問題ないだろう。
副社長室に柳田さんを呼んでいた。
「私の秘書ですが、総務課の山形さんにお願いしたいと思います」
「山形さん、ですか?」
そのプロフィールを見ながら、なるほどというように柳田さんが頷いた。
「ああ、山形さんですね。彼女の仕事ぶりは、ちょくちょく耳にしています。優秀なのに控えめで……はい、よいと思いますよ。ただ、資格はお持ちのようですが、秘書の経験はないはず」
「そこは杉田さんに鍛えて貰えば大丈夫でしょう。元々、仕事のできる方のようですし」
「そうですね。山形さんなら、大丈夫でしょう」
総務の一社員の仕事ぶりが、秘書室長にまで届いていることには驚いた。
彼女なら、秘書にしても問題ないだろう。