プロジェクト立ち上げから完成までは年単位を費やす。訳が分からない人の手に渡るなんて、絶対に御免だ。それに、こんな攻撃、奪取以前にプラットフォーム自体が壊れて使い物にならなくなってしまう。
「やめて!」
アルフルダの腕から飛び出した私は、こちらを攻撃してくる奴らに向かって走り出す。
「ユィ! 戻れ! 危ない!!」
焦ったような叫び声が聞こえるのと同時に閃光が走り、足元が激しく揺れた。弾みで倒れた私はプラットフォームの端から体が滑り落ち、片手だけで吊るされるような格好になった。
「やめて!」
アルフルダの腕から飛び出した私は、こちらを攻撃してくる奴らに向かって走り出す。
「ユィ! 戻れ! 危ない!!」
焦ったような叫び声が聞こえるのと同時に閃光が走り、足元が激しく揺れた。弾みで倒れた私はプラットフォームの端から体が滑り落ち、片手だけで吊るされるような格好になった。