今……。

 今だけじゃない。

 ずっとずっと。

 僕の頭の中は加恋ちゃんでいっぱいだ。


 加恋ちゃんのことを思い出したり考えたりすると胸の鼓動が高鳴る。

 それと同時に加恋ちゃんのことを想っている幸せ。


 その幸せは僕にとって大切な宝物だ。

 そして加恋ちゃんのことも……。


 僕は布団の中にもぐり込みながら、ずっと加恋ちゃんのことを考えていた。


 そうしているうちに僕もいつの間にか眠りについていた。