「え……?」


「……いつもの優くんじゃないよ……」


 ……加恋ちゃん……?


「いつもの僕って……?」


 いつもの僕って何……?


「僕だって男だよ? 好きな女の子と二人きりになれば何をするかわからない」


 今の僕は全く抑えがきいていない。


 加恋ちゃんは、まだ恥ずかしそうに僕から目をそらしている。


 その様子が、よけい僕の気持ちを高ぶらせる。


 僕は加恋ちゃんの首筋を見た。

 白くてスッとのびた長い首。

 その首筋がとても色っぽい。

 その色っぽい首筋が、ますます僕をそそらせる。

 そして……。



 そして僕はそんな加恋ちゃんの首筋に……キス……をした。



 加恋ちゃんの首筋にキスをした僕は加恋ちゃんのブラウスのボタンを一つ外した。

 そしてもう一つ……。