加恋ちゃんが飲み始めたのを見た後、僕も。


「じゃあ、僕も飲もうっと」


 僕も飲み物を飲み始めた。


「美味しい、優くん」


 笑顔の加恋ちゃん。


「加恋ちゃんにそう言ってもらえてよかった」


 加恋ちゃんにそう言ってもらえて僕は嬉しかった。


「加恋ちゃん、クッキーもどうぞ」


 僕は嬉しくて加恋ちゃんにクッキーも勧めた。


「美味しそう、いただきます」


 そしてクッキーを食べ始めた、加恋ちゃん。


「美味しい、優くん」


 加恋ちゃんはとても美味しそうに食べていた。


「加恋ちゃんにそう言ってもらえて僕も嬉しい」


 僕は加恋ちゃんが喜んでくれていることがとても幸せだった。


 僕は、もっともっと加恋ちゃんに喜んでもらいたいと思った。


 * * *


 加恋ちゃんが僕の部屋に入って30分くらい経った。


 加恋ちゃんとの会話が落ち着き、今、僕と加恋ちゃんはジュースを飲んだりクッキーを食べたりしている。


 その間、僕と加恋ちゃんは無言になっていた。


 …………。


 ……無言……。


 ……あれ……?