あらすじ

生まれ育った村の飯屋で料理人として真面目に働いてきた鈴珠。
その腕を見込まれ、都の一流店に推薦されるも、女であることを理由に門前払いされてしまう。
空腹に耐えられなくなった鈴珠は、龍神のお供えに手を出し、美貌の青年・青に
捕えられる。罰として天空城で働けといわれて、無理やり連行されてしまう。
空に浮く天空城に仰天するが、料理人として働けることを無邪気に喜ぶ鈴珠であった。青と名乗る男は主のために料理をしてほしいと頼まれ、鈴珠は受け入れる。体が弱った主様のために滋養のあるスープをお出しして料理人としての腕を認めてもらうのだった。