男装陰陽師と鬼皇帝の秘め恋

後宮ファンタジー

蒼真まこ/著
男装陰陽師と鬼皇帝の秘め恋
作品番号
1688403
最終更新
2023/07/02
総文字数
27,468
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
68
ランクイン履歴

総合33位(2023/04/30)

後宮ファンタジー4位(2023/04/21)

ランクイン履歴

総合33位(2023/04/30)

後宮ファンタジー4位(2023/04/21)

和国より海を渡りて陰陽師来たり─。

皇帝の招きにより、陰陽師が庸国にやってきた。
「陰陽師天御門星よ、そなたには後宮に現れる妖を退治してほしい」
庸国の若き皇帝を見た瞬間、星は驚愕する。
皇帝に鬼の気配がしたのだ。
星にとって鬼は兄の仇。
兄を殺した悪鬼の行方を追い、男装してまで庸国に来たのだから。
「ここで逃げるわけにはいかない」
男子禁制の後宮に入るため、常に皇帝と行動を共にすることになった星。
二人だけになると、雷烈は星を突如抱きしめた。
「女の匂いがする。皇帝をだますとはいい度胸だな」
「あ、あなたこそ鬼ではありませんか!」
咄嗟に言い返すと、雷烈は満足そうに微笑んだ。
「うれしいぞ。ようやくおまえに出会うことができた。その通り、俺は鬼の血を引いている」
自らに宿る鬼の力を、封印術に長けた星に抑えてもらうのが真の目的だったのだ。
互いの目的のために協力することになった二人の行く末は……。

和国からやってきた男装陰陽師と、鬼の血を引く皇帝。
大きな秘密を抱えた二人の中華後宮ラブファンタジー。

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