今日は9月26日。貰った領収証の日付を見て改めて今日の日にちを認識した。時々日にちと曜日がわからなくなる時がある。
外はまだまだ蒸し暑くって、もう秋だというのにそれをまだまだ感じさせてくれない。きっとあっという間に冬が来るんだろうな。
「お待たせ。じゃ帰ろう」
こんな蒸し暑い中でもゲームの実況中継に集中しているケンはなかなかのオタクだと思う。
私はケンの後ろの荷台にまたがった。するとケンはスマホをポケットにしまって、ゆっくりと自転車は加速を始めた。
「腹減った」
「今日ケンママはいるの?」
今朝もいなかったみたいだし、また仕事でどこか遠くまで飛んでってるのかな。
「いや、昨日からいない」
「そっか、ケンパパは?」
「知らねー、多分帰って来るんじゃね? いつになるかわかんねーけど」
「ケンパパは相変わらず研究の鬼だねー」
なんの研究をしてるかは知らないけど、いつもこんな感じだ。ケンパパは熱中すると周りが見えなくなるらしい。で、気づけば一夜越えてたりとかするってケンママがよくぼやいてた。
「じゃあ、うちでご飯食べてきなよ」
「今日の献立なに?」
「ハンバーグ!」
「じゃあ、行く」
ケンの味覚はお子様だ。ハンバーグにカレー、オムライスなどの子供が好きそうなものが大好物。お母さんもそれを知ってるからか、献立はいつもこんな感じ。昔からケンにはなぜか甘い。
外はまだまだ蒸し暑くって、もう秋だというのにそれをまだまだ感じさせてくれない。きっとあっという間に冬が来るんだろうな。
「お待たせ。じゃ帰ろう」
こんな蒸し暑い中でもゲームの実況中継に集中しているケンはなかなかのオタクだと思う。
私はケンの後ろの荷台にまたがった。するとケンはスマホをポケットにしまって、ゆっくりと自転車は加速を始めた。
「腹減った」
「今日ケンママはいるの?」
今朝もいなかったみたいだし、また仕事でどこか遠くまで飛んでってるのかな。
「いや、昨日からいない」
「そっか、ケンパパは?」
「知らねー、多分帰って来るんじゃね? いつになるかわかんねーけど」
「ケンパパは相変わらず研究の鬼だねー」
なんの研究をしてるかは知らないけど、いつもこんな感じだ。ケンパパは熱中すると周りが見えなくなるらしい。で、気づけば一夜越えてたりとかするってケンママがよくぼやいてた。
「じゃあ、うちでご飯食べてきなよ」
「今日の献立なに?」
「ハンバーグ!」
「じゃあ、行く」
ケンの味覚はお子様だ。ハンバーグにカレー、オムライスなどの子供が好きそうなものが大好物。お母さんもそれを知ってるからか、献立はいつもこんな感じ。昔からケンにはなぜか甘い。