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昼時の賑わうファミリーレストラン。


俺は小学校時代にサッカークラブで同じだった他中の友人三人で遊んでいた。


まずは昼飯を注文し、それぞれがドリンクバーで飲み物を手に取り、席に戻った時だった。



「そういや高橋! 吉川に告白されたってマジ!?」

「はっ!?」


俺は思わず持っていたコップの水を零しそうになる。


「その動揺っぷりはマジってことか……!?」


吉川さんに告白されてから一週間ほどしか経っていない。


俺はこいつらに告白されたことなんて言ってないから吉川さんがこの三人に言ったのだろうか……。


そもそもこいつらは、吉川さんと仲がいいのか?



「何で知ってんだよ」

「吉川が告白する瞬間を俺の他校の友達が目撃してさー。塾帰りだろ? 声が小さかったみたいだけど近くにいた俺の友達には聞こえたらしいぜ」



確かにあの時、人は近くにはいなかったけれど、誰も居なかったといえば嘘になる。


ちょうどそこにいたのがこいつの友達だったのか……。





「で、どうなの!?」