「せんせー暑いでーす」


「中野がそういうと思ってほら見ろ!俺からの差し入れだ」



先生の手には5つの紙パックジュース。私たち5人は手に持つものをを放り出して一目散に走り出す。


ピシャピシャと水しぶきがあがり、それに光が当たってとても輝いて見えた。



「あーそういや今日って日比花の日じゃん」

「あんた忘れてたの?」

「日比花なんてリア充のための行事だろ」