「・・・」

「大地?」

「あ、わりぃ。ボーッとしてた」



しっかりしろよー、と葉月君が声をかけると足元に冷たい水が流れてきた。


足を覆う透明な水面に映る自分の顔がなんだかとても情けなく見える。



「おーお前達、ちゃんと真面目にやってるかー」




ちょうどその時、神谷先生がやってきた。