ドリンクバーについてすぐに、日向君は飲み物が決まっていたようでボタンを押していた。
私も先ほどと同じものを選ぶ。ピッ、とボタンを押せば流れ出てくる飲み物をただボーッと見ていると。
「平松は、マジでいいのかよ」
既に飲み物をコップに入れ終わった日向君は、壁にもたれ掛かりながら、揺れる水面を見つめていた。
「何が」
どれにしようか機械の前で迷ってる平松君。二人は瞳を合わそうとはしない。
「俺らと文化祭一緒で」
「莉奈がそうしたいって言ってるんだからしょうがないだろ」
「ふーん・・・」
日向君がコップを回すたびに、水面下で氷達が音を立てる。
「本当は二人で回りたいけど、アイツが楽しめるならそれでいいよ」
私も先ほどと同じものを選ぶ。ピッ、とボタンを押せば流れ出てくる飲み物をただボーッと見ていると。
「平松は、マジでいいのかよ」
既に飲み物をコップに入れ終わった日向君は、壁にもたれ掛かりながら、揺れる水面を見つめていた。
「何が」
どれにしようか機械の前で迷ってる平松君。二人は瞳を合わそうとはしない。
「俺らと文化祭一緒で」
「莉奈がそうしたいって言ってるんだからしょうがないだろ」
「ふーん・・・」
日向君がコップを回すたびに、水面下で氷達が音を立てる。
「本当は二人で回りたいけど、アイツが楽しめるならそれでいいよ」