ふと、窓の外を見ればそこには無人のプールが。太陽の光が水面に反射して、キラキラと輝いている。プールサイドには黄色いビート板が綺麗に立てかけられている。




『あははっ』
『きたなーい!』



「・・・」



『きゃー虫!』
『よっしゃいくぞ!』


「・・・」












誰もいないはずのプールサイドに、高校2年生の私達がいた。