「・・・伝えられるわけねぇじゃん。俺、莉奈と同じぐらい平松の事大切な奴なんだ。あ、ホモじゃねえぞ!?」
そう言って笑ってる葉月君には悪いけど、そんなの全然笑えないよ。何も面白くないし可笑しくない。
だってだってだって。
「二人は、両想いだったんだよ・・・!?」
「それは過去の話だろ」
「だけど・・・!」
だけど、の後に続けたい言葉は一体何だろう。言葉が詰まって何も出てこない。
「相川もさ、過去になる前に―――気持ちにケジメつけろよ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…