「美空ーどうだったー?」

「わ、莉奈!ちょ、覗かないでよ!」

「どうせ美空の事だもん。いい結果でてるんでしょ?」

「・・・まさか!」



美空はそれをぐしゃぐしゃに机の中にしまいこんだ。


ちょっと今のは、無責任すぎたかな。と反省。


美空が目指すのは看護学部。あたしなんかが挑戦できるレベルじゃないほど、倍率がどこも高く難しい。


まして国公立となれば、受かる確率はぐんっと低くなる。



「莉奈は専門なんだよね?どうだった?」

「多分大丈夫だと思う」

「そっか。よかった」