「健人の、こと?」

「そー」

「健人は、ただの幼馴染で・・・っ、別に翔也が思うようなことは「わかってる」


先程までの冷たい瞳の翔也は、もうどこにもいなかった。


「わかってるから、俺の勝手な嫉妬」

「嫉妬、って・・・」

「はい、もうこの話おわりー」

「でも・・・!」

「あー別に健人と関わるなとか言うつもりはないし、そうしたら5人で今までいたのにギクシャクするだろ?だけど」

「だけど・・・?」

「あんまりくっつきすぎんなよ。妬くから」