「あ、うん」 「葉月てめぇ、もう少し弱く投げろよ。お前のはいてぇんだよ!」 確かに葉月君のは他の男子二人に比べて当たると結構痛いと思ってたけど。 もしかしてそれで日向君は私をかばってくれたの・・・? 「くらえ、俺の魔球!」 「へっ、まだまだ!」 二人が同時に投げた水風船。 しかしそれは―――。 「「あ」」