「っ、きゃ!?」 莉奈がそう言うと同時にパアーン、と大きな音がしたかと思うと身体に感じる嫌な感覚。 「何~!?!?」 よく見れば制服も髪の毛もビショビショだ。地面には色とりどりの風船が割れて落ちている。 「相川!!」 「え?」 振り返るとそこには――――――。