君の未来に、僕はいない
青春・恋愛
完
25
春田モカ/著
- 作品番号
- 1446439
- 最終更新
- 2017/07/25
- 総文字数
- 79,274
- ページ数
- 89ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 25
- ランクイン履歴
-
総合32位(2019/06/14)
- ランクイン履歴
-
総合32位(2019/06/14)
「君の未来に、僕はいないよ」
そう言って君は一週間後、本当に私の前から消えてしまった。
五つの未来予想を残して。
◯
耳の聞こえない元天才ピアニストの葵は、人には言えないある能力を持っていた。
……そして私は、その能力を利用した。
葵、私は、君という人間をどこまで分かっていただろう。
あんなに一緒に過ごしたのに、ちっとも自信なんかないよ。
「未来を変えてでも、萌音を諦めなければよかった……」
決して綺麗なものだけじゃなかった。
だけど、生きていく上で大切な時間だった。
だから、もう一度、君に会いたい。
※移行いたしました。
この作品の感想ノート
感動しました。葵くんも萌音ちゃんもやさしくて懸命。異能をもつ二人だからなのか、独特の不思議な雰囲気漂う惹かれてやまない魅力の物語でした。それぞれのキャラが際立ち、ヒール役はとことんヒール(虐待ピアノ講師)で、妙に不自然な許しなぞなく、むべなるかなの顛末もスッキリします。
春田モカさんの作品はベリカで読んだことあり、キレイな作風と思えども、ベリカでえりがちなヒーローが汚過去をもっていてヒロインに出会って変わる?のパターンが実は苦手で少しばかり敬遠してましたが、(本能レベルで愛してる)を読んで、おや?と思い、すぐに電子書籍がほしくなり、しかし紙の本しかありませんでした( ; ; ) この作品も是非ほしいのですが、電子書籍化のご予定はありませんか? これはスターツ出版さんに問い合わせるべきですよね(^_^;)
ここの他の作品も読みます。本当にさまざまなジャンルを書き分けられる作家さんなのだと、感心いたしました。これからも期待しております。
かしらぎさん
2022/08/05 00:49
春田モカさんの書籍化作品
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…