あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー一覧
平均評価星数
5.0
投稿者:ポータこZさん
感想
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戦争の恐ろしさや命の大切さを深く考えさせられる話です 今まで、戦争のことについてよくわからなかったけど、この作品を読んでたくさんのことを感じさせられて、絶対に戦争をしてはいけないと思いました! ご飯を普通に食べられたり、夜は安心して眠れるという今ではあたりまえの生活がとてもありがたいと感じさせられました 今年で戦後70年になるので、もう一度この小説を読んで戦争のことについて考えてほしいです!! 戦争の話が苦手と言う方も、ストーリーにも引き込まれて、読みやすい小説なのでおすすめです( ^∀^) 作者の想いがすごく伝わってきました 百合と彰のストーリーにすごい感動して泣けます
2015/08/07 14:58
投稿者:馳月基矢さん
「守る」覚悟
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何を守るのか。 なぜ守るのか。 守ることは、戦うことなのか。 命を散らす意味は、何なのか。 70年の時代を超えて、終戦間際の夏へと一人迷い込んだ百合。 そこで出会う人々の思いがけない優しさと明るさ。 けれど、そこは確かに戦時中の貧しい社会。 彼らを取り巻く価値観は、百合の目には「狂っている」と映る。 若い兵士たちの心情――死への恐怖と、それを上回る誇りや覚悟。 彼らの恋と愛、笑顔と涙。 読むならば、覚悟してください。 戦への怒りと悲しみに誠心誠意向き合った作者様の覚悟を無為にしないで。 この物語を、どうぞ心に刻んでください。
2015/03/13 00:31