【長編特別賞】
必死で笑顔を貼りつけていい子を演じてた。でもきみに出会って、心から笑えるようになった――。
『だから私は、今日も猫をかぶる』
水月つゆ /著
イラストレーター:wacca
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逃げてもいい。きみが教えてくれた。
『きみと真夜中をぬけて』
[原題] 余映はあえか
雨 /著
イラストレーター:アキヤミ
【 あらすじ 】
人間関係が上手くいかず不登校になった高校生の蘭。真夜中の公園に行くのが日課で、そこにいる間だけは“大丈夫”と自分のことを無理やり肯定できたけれど、本当は空っぽの日々が怖くて仕方なかった。ある日、その真夜中の公園で、蘭は高校生の綺に突然声を掛けられる。「話をしに来たんだ。とりあえず、俺と友達になる?」始めは鬱陶しく思っていた蘭だけど、日を重ねるにつれて2人は仲を深めていき、蘭は少しも“大丈夫”と思えなかった毎日を、本当の意味で愛しく感じるようになる。「逃げたっていい。ちょっとしたことが生きる意味になるから」悩んで、苦しくて、かっこ悪いことだってある日々の中で、ちょっとしたきっかけで前を向いて生きる姿に勇気が貰える青春小説。
【著者コメント】
こんにちは、雨です。この度、『きみと真夜中をぬけて』とタイトルを改めて出版させていただくことになりました。長い夜を通して出会った主人公たちがお互いに影響し合い、何気ない日々の中で変わっていく姿を、アキヤミ様の素敵なイラストとともに優しく見守っていただけたら幸いです。誰かの夜に寄り添えますように。
本当の自分を隠して心が叫んでた。でも君がいたから素直になれたんだ――。
『君の傷痕が知りたい』
汐見 夏衛、けんご、夏目はるの、天野つばめ、春登あき、春田陽菜 /著
イラストレーター:ノーコピーライトガール
「きみの物語が、誰かを変える。小説大賞」短編賞・短編特別賞を受賞した4作品を掲載。審査員をつとめた汐見夏衛、けんごの最新作とあわせて、全6作を短編集として書籍化。
ノベマ!では、随時コンテストを開催。短編・長編、受賞作書籍化確約のコンテストなど様々。ご応募をお待ちしています!