「読書感想文どうしよう……」毎年、夏になると読書感想文に悩む人は多いはず。

しかし、難しく考える必要はありません。スターツ出版文庫編集長がわかりやすく読書感想文の書き方を教えます!!

1.まずは本を選ぼう!!

読書感想文は主人公を自分に置き換えることで、ぐんと書きやすくなります。物語の過程で「何で、主人公はこう思ったんだろう?」「私だったらこうしてるかも」など、自分の立場で考えると、本を通して自分の考えが見えてきます。なので、主人公に共感できる本を選びましょう。主人公に共感できるということは、今の自分の感じ方と、主人公の感じ方が似ているということです。そこで、皆さんが感じていることに合わせて、スターツ出版文庫からは下の6作品をオススメします!!

『君が落とした青空』

櫻いいよ/著

イラストレーター:げみ


『天国までの49日間』

櫻井千姫/著

イラストレーター:げみ


『交換ウソ日記』

櫻いいよ/著

イラストレーター:とろっち


『70年分の夏を君に捧ぐ』

櫻井千姫/著

イラストレーター:ふすい


『今夜、きみの声が聴こえる』

いぬじゅん/著

イラストレーター:爽々


『誰かのための物語』

涼木玄樹/著

イラストレーター:みっ君


編集部にいただく読者の声で多いのが、「主人公に自分を重ねてしまった」。実はこれが、感動への近道なのです!

2.メモを取りながら本を読もう!!

本を選んだら、一気に読んでしまうのではなく、メモを取りながら読んでみよう!一気に読んで、いざ読書感想文を書こうと思っても、「あれ、主人公のどこに共感できたんだっけ?」「あのセリフどこで言ってたっけ?」など忘れてしまう可能性があります。なので、読んでいるときから、気になったセリフや、登場人物の行動、自分が感じたことなどをメモに取りながら読みましょう。メモを書くことで、自分の感想も整理できます。

名作には必ず、心に響くフレーズがある!それをキャッチアップできたら、あなたらしさが光る感想文になる!

3.読書感想文を書く前に…

本を読み終わったら、原稿用紙に向かってすぐに書く…のではなく、構成を先に考えよう!本を読みながら書いた自分のメモをもとに、一番印象に残った場面を選び、なぜ印象に残ったのか、自分だったらどうしていたかを考えよう。そして、そこから自分が学び取ったことをまとめると、読書感想文の構成になります。

構成を先につくることで、書いている途中で「やっぱり、ここにあの場面について書こうかな」「結局、何を書こうとしていたんだっけ?」ということがなくなり、書き直す手間が省けます。

自分がその作品の宣伝隊長になったつもりで戦略を練ろう! 感想文を読んだ人が、思わずそそられる山場を作って。

4.いざ、読書感想文を書こう!!

本も読み終わり、構成も考えたら、あとは原稿用紙に自分の想いをぶつけるだけです!!あなたの読書感想文を読む人たちは、作文のうまさを知りたいわけではなく、本を読んだ上で、あなたが何を感じ取ったのかが知りたいのです。きれいな言葉で書く必要はありません。登場人物のセリフなどを引き合いに出しつつ、自分の言葉で感じたことを素直に書きましょう。

なんでこの1冊を選んだのか、あなたの率直な想い、熱量がいちばん大事! その感動の大きさをシンプルに伝えて!

ノベマ!にも感想を投稿しよう!!

対象作品の感想をノベマ!に投稿すると、抽選で30名様に3,000円分の図書カードが当たります!!せっかくスターツ出版文庫の本で読書感想文を書くなら、ついでに抽選にも参加しよう!!

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