｢わたしを解いてくれませんか？｣ 約束の時計台の下、そこにいたのは全身刺繍だらけの女の子だった。 ※ファッションとしてボディステッチを扱っていますが、一部自傷行為としての描写も含みます。ご留意ください。

好きなものを好きと言えない。 そんな自分が大嫌い。 ※私はメイクとはかけ離れた人生送っております。ご指摘あればお願いします🙇‍♀️ 表紙の写真はXで活動中の@Yasuragi_AIart様よりお借りしました

とある会社に勤める二人の女性。 地味で弱気な田中さん。 派手で強気な剣持さん。 彼女たちが着る「勝負下着」とは、どんなものなのか。どうして着るのか。 その本音を、少しだけのぞいて見ませんか。

猪突猛進！お人好しな熱血体育会系攻め × 孤高のクール系ミステリアス美人受け ――芸術大学ファッションクリエーション科の課題でペアになった二人。 古びた一着の子供服が紡ぎ出す、不器用で、でも最高にピュアな恋物語。 価値観もセンスも正反対！？ な二人が、衝突しながらも互いを理解し、惹かれ合う。 ドキドキときゅんが詰まった、王道青春BL！！ 熊谷 将臣（くまがい まさおみ） 【熱血体育会系、お人好し攻め】 ファッションクリエーション学科2年生。愛称「マサ」。琉衣からは「マサミちゃん」と呼ばれる。 裏表のない明るい性格で、誰とでもすぐに打ち解けるコミュニケーション能力の持ち主。バスケで培った体力と根性には自信があり、一度決めたことは最後までやり遂げる熱血漢。ファッションは古着やスカジャンなどのストリート系を愛し、見た目は少々いかついが、困っている人は放っておけないお人好し。ミステリアスで美しい同級生・琉衣に振り回されながらも、その繊細な才能と秘めた想いに気づき、全力で支えようとする。 水鏡 琉衣（みかがみ るい） 【クール系天才肌、ミステリアス美人受け】 ファッションクリエーション学科2年生。通称「ルイ」。 長く艶やかな黒髪に水色のインナーカラー、多数のピアスが印象的な、息をのむほど美しい青年。プロのモデルとしても活躍し、その美的センスと才能は学内でも群を抜いているが、協調性に乏しく、神出鬼没で掴みどころがない。自分と同じ名前の創業者を持つ、ヴィトンやカルティエなど、ハイブランドの歴史や哲学を愛し、独自の美学を貫くクールな完璧主義者。正反対の性格である将臣の暑苦しいほどの情熱と優しさに戸惑い、反発しながらも、次第にその温かさに心を溶かされていく。