プロフィール

ささゆき細雪
【会員番号】405996
四児の子育ての間に投稿している主婦です。

受賞歴はアナザーベリーズ佳作、第14回らぶドロップス恋愛小説コンテスト佳作、第4回Jパブリッシング恋愛小説大賞銀賞など。

2022.9 に商業デビュウ。
女性向け恋愛小説(TL)メインにのんびり活動中。既刊については旧Twitterあたりをのぞいていただけるとこれ幸いでございます。

お読みいただきありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ

作品一覧

表紙を見る 表紙を閉じる
 ――生まれ変わりって信じる?    * * *  かの国の北に位置する山間の集落、蒼谷(そうや)。  山神、海神、土地神の三柱の狼神(おおかみ)伝説が残る閉鎖された寒村には、災いを招き人を喰らう厄神憑(やくがみつき)の狼が彷徨っており、人々を脅かしていた。  災いが降りかかる都度、集落の人間は生贄を神に投じ、厄神を退けているが、その忌むべき伝承は現代になってもつづいている。  古くから蒼谷を統治する旧家の人間によって生贄となる女性は「あかうさぎ」と呼ばれ、うさぎの生まれ変わりとなる女性は密かに見張られているのである。  まさにこの年、桜の花が散ったら学校図書館に勤務している瞳(ひとみ)は何も知らされないまま、山の供物として捧げられる。  ……はずだった。  ところがそこへ千年前に深い眠りについていた山の狼神が人間の姿になって顕現する。優牙(ゆうが)と名乗る彼は旧家の息子である白狼(しろう)を従え、瞳が神の花嫁“神嫁”となれば生贄になることはないと提案する。  山の狼神である優牙と海の狼神である黒狼(くろう)、そして教え子の白狼に翻弄されながら、瞳は過去と伝承を紐解いていく。  だが、それを快く思わない旧家の人間が桜が完全に散る前に瞳を生贄にしようと動き出し――?
明けゆく月に約束添へて

総文字数/9,285

和風ファンタジー20ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
幼き頃の約束をよすがに、亡国の姫君は生きていた。 目の前で母親を殺され、自分も長い髪を切られ、敵国の男に囚われた笹音。 絶望のなか、彼女は幼い頃の約束を頼りに、生き延びていた。 男は自分を傍において過去語りばかりさせる。 残酷なまでに優しい男は、彼女を「宇奈月」と呼びはじめた。 絆されるものかと意地を張っていた彼女だったが、ふたたび彼は戦場へ…… はなればなれになってはじめて知る真実。 五年越しの約束の行方と、彼女の選んだ未来は?
款冬姫恋草子 ~鬼神が愛す、唯一の白き花~

総文字数/32,000

歴史・時代98ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
鬼神と名乗る武将・木曽義仲 × 彼の正室になったワケあり姫君 悲劇的な運命を、愛のちからで切り開く! ときは平安末期、京都。 親しくなるとそのひとは死んでしまう――そんな鬼に呪われた姫君としておそれられていた少女を見初めたのは、自ら「鬼神」と名乗る男、木曽義仲だった。 彼にさらわれるように幽閉されていた邸を抜けた彼女は彼から新たに「小子(ちいさこ)」という名前をもらうが、その名を呼んでいいのは義仲ただひとり。 仲間たちからは款冬姫と呼ばれるように。 大切にされているのは理解できる。 けれど、なぜ義仲はそこまでして自分を求めるの? おまけに、反逆者として追われている身の上だった? これもまた、小子の持つ呪いのせい? 戸惑いながらも小さき姫君は呪いの真相に挑んでいく。 恋しい義仲とその仲間たちに見守られながら。 これは、鬼神とおそれられた木曽義仲に愛された呪われた姫君が、ふたりで絶望の先にあるしあわせを手にいれるまでの物語。

公開リスト一覧

公開されているリストはありません。

レビュー一覧

レビューした作品はありません。
pagetop