伊咲 汐恩さんの作品一覧

夏空で、君と輝く

総文字数/123,978

青春・恋愛65ページ

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あの夏――僕は約束をした。 もう二度と、君を悲しませないと。 たとえ残された時間が、ほんの僅かでも。 執筆開始 2025/7/27 完結 2025/8/17
遠くても、近くても  ─君を想う1ヶ月間─

総文字数/76,697

青春・恋愛40ページ

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あんな人、好きじゃなかった。 たしかに見た目はカッコイイ。 でも、しょっちゅう彼女を変えている。 みんなが憧れる人なんて――興味ない。 好きな人を失って、心を閉ざしていた私。 そんな私の前に現れたのは、学校一の人気者・敦生先輩。 イヤホンを壊した代償は、 まさかの“偽彼女”契約――!? そこから始まった、1ヶ月限定の恋。 すれ違い、涙、胸がぎゅっとする瞬間を越えて、 最後に待っていたのは―― 本物の恋でした。 執筆開始 2025/10/10 完結 2025/10/21
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『変わりたい』 ぼっちの叫びを一番に聞きとったのは 80億分の1人のオレ様黒王子でした。 あいつは隠キャとしてクラスに溶け込んでいるけど、 仮面の裏はSNSフォロワー数500万人超えの 子役出身の人気イケメン俳優。 しかし、肝心な中身は 私の人生にねじ込んでくる疫病神(やくびょうがみ)だ。 訳あって彼の家で家政婦として働く事になり、 切っても切れないくされ縁に……。 あいつに目をつけられてから地味子人生が ジェットコースター級に翻弄(ほんろう)されていく。 あいつは人一倍自分勝手だし。 『えっ! ええええっっ!! ちょ……ちょっと待って!! 私の髪を切っていいなんてひとことも言ってないっ!』 『ダメだった?』 異様に高慢だし。 『インスタのフォロワー数500万人の俺がSランクなら一般人のあいつはBランク。俺はナンバーワン以外興味ない』 強引な上に俺様だし。 『俺のモチベーションを上げるのも家政婦の仕事だろ? お前が他の男の話をしても俺には何のプラスにもならない』 憧れの彼には秘密を暴露(ばくろ)するし。 『こいつの趣味オタゲーなの知ってる? 中高生で流行ってる王子様の恋愛ゲーム。めっちゃどハマりしてるの』 人生史上最低最悪男で、 簡単に私の気持ちを無視してくる。 『やだっっ!! 寝顔の写真なんて撮らないでよ』 『だ〜め〜。仕事をサボった証拠だから消さない』 地面を歩くような感覚で人の善意を潰していくし、 俺を褒めろとか訳わかんない事を言うし、 いきなりドラマのセリフを言って胸をドキっとさせてくるし、 芽生えそうだった恋心まで摘んでいく。 一度口にしたらキリがないほど あいつにぶちまけたい文句が積もり積もっている。 それに、あいつの事なんて全然興味がないのに……。 「……俺、お前のそーゆーところ好きかも」 時たま私だけに覗かせる甘い顔が 恋レベルをグングンと押し上げていく。 ※この物語はフィクションです。 エブリスタ、野いちご、ベリーズカフェ、魔法のiらんど、アルファポリス、小説家になろうにも掲載してます。 執筆開始 2023/10/22 完結 2023/12/26
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『フラれた者が敗者とは限らない』 寧ろフラれてからの方が 学校一イケメンの彼と 愛を育むチャンスをつかんでいた。 執筆開始 2024/6/20 完結 2024/6/29 ※この物語はフィクションです。 ※この作品は、野いちご、ベリーズカフェ、エブリスタ、魔法のiらんど、アルファポリス、小説家になろう!、Nolaノベルにも掲載してます。
先生の秘密はワインレッド

総文字数/4,328

青春・恋愛8ページ

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執筆開始 2025/5/28 完結 2025/5/30
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 ――次に目を覚ました時は、パラレルワールドにいた。  そこは、未来でも過去でもない鏡の奥の並行世界。  人間の性格も、建物の形状も、見慣れた景色も、文字も、日の出日の入りも。  まるで鏡に映し出しているかのように逆になっている。  それだけでも混乱しているのに、最悪なおまけが一つ。  親の再婚によって、家族になったばかりのクラスで一番大嫌いな萌歌と一緒だということ。  元の世界に帰る方法が見つからず、異常かつ異様なこの世界で生活していかなければならなくなったが、そこには自分にとって必要不可欠な試練が用意されていたなんて……。 ※この物語はフィクションです。 執筆開始 2024/7/11 完結 2024/8/1
こんな私ですが、先輩に恋をしてもいいですか?

総文字数/31,995

青春・恋愛18ページ

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コンロの左手には揚げ物鍋、 右手にはフライパン、 中央奥には雪平鍋。 今日も三口コンロの全てを稼働させてお弁当作りに励む私。 おかずカップやバランを使って配置に工夫し、 野菜の彩りにこだわって見た目でも楽しめるように世界観を広げて、 心の中で『美味しくなぁれ』と呪文をかけた。 最後のレシピは、 ワクワクドキドキと期待に溢れながら作った思い出の1ページ目。 彼が初めてお弁当を口にしたあの瞬間を思い返しながら菜箸を揺れ動かす。 幸せだったあの頃を頭の中に描きながら、 お弁当箱の隙間におかずを詰め込んでいくけど……。 これからお弁当を渡す相手は大好きな人じゃない。 私は今日、”影武者生活”にピリオドを打つのだから。 執筆開始 2025/3/13 完結 2025/3/16
キミの言霊は恋の色を描く

総文字数/31,998

青春・恋愛14ページ

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あの日が来るまでキミは景色の一部だった。 教室の窓から差し込む日差しを浴びながら本を開いて、 クラスメイトの誰とも喋らないまま、 自分の世界を楽しんでいるかのように見えていた。 でも、それは私の勝手な思い込み。 いま振り返れば、 置き去りにしてしまった青春を胸の中に封じ込めていただけ。 ありのままの自分を見てほしかった。 なのに、傷つくのが怖くてブレーキをかけてしまっていた。 でも、それはマネキンの私も同じ。 残念系な部分も見てほしかったから……。 叶わないと知りつつ目標に突っ走ったのは、 キミと出会えたから。 辛い試練に立ち向かったのは、 キミが心を開いてくれたから。 よけいなお節介をしてしまったのは、 キミが悲しそうにしていたから。 ”言霊”に明るい未来を託したのは、 キミの恋の色が見たかったから。 執筆開始 2025/2/17 完結 2025/2/27
キミとの恋がドラマチックなんて聞いてない!

総文字数/101,548

青春・恋愛48ページ

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一番近くのものが、 一番よく見えていない。 自然とそう悟ったのは、 十三年来の幼なじみという関係が多大な試練を与えていたから。 パティシエを目指すキミと、 キミの夢を応援する私。 私達はあまりにも近い存在だから、 周りの目を気にするあまり、 無意識のうちにお互いを傷つけあっていき、 いつしか本音を封印していた。 しかし、 キミの味が思い出の味に変わろうとしていたその時、 私はある事が引き金になって、 人生最大級のドラマチックな恋を知った。 ※この物語はフィクションです。 執筆開始 2024/2/22 完結 2024/3/17
プラトニック  ラブ

総文字数/129,998

青春・恋愛59ページ

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恋の入り口にあったのは 胸のときめきでした 愛の入り口にあったのは 最高の幸せでした 両手いっぱいに大きく広げた手が 満天の星空に浮かぶ一等星に届かなくても 空を見上げた瞳は いつもダイヤモンドのように光り輝いている あなただけを見つけ出したい ※この物語はフィクションです。 物語に登場する人物名、団体名、施設名は架空のものとなりますので、一切関係はありません。 ※本作品は、『カーテン越しの君【完】』の続編で、前作を読まなくても分かる内容にしています。
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小さな籠の中の鳥は 生まれた瞬間から 籠の中の世界しか知りませんでした。 毎日与えられたものだけを頂いて 危険を伴うことなく 喜びも悲しみも 感情に強弱を覚えることはなく 自分でも気付かない間に 意思が挟まれない生活を余儀なくされていた。 しかし、そんなある日 小さな冒険心が生まれて 一瞬だけ外の世界に羽ばたいてみたら 自分の中の常識が非常識だという事に 気づいてしまいました。 だから 今日も小さな勇気と 大きな恋心を抱えて あなたに会いに行きます。 毎日たったの三分間。 それは、臆病な殻を破る時間。 あなたとすれ違えば胸がときめき あなたがいない日は悲しくなる。 籠の中の鳥として育てられてきた私に 残された時間は一ヶ月間。 …もう時間はありません。 だから その一ヶ月間だけでもいいから あなたの傍に居させて下さい。 一生に一度きりのお願いです。 100万円と引き換えに 私だけの契約彼氏になって下さい。 執筆開始 2023/2/8 完結 2023/3/25 ※この物語はフィクションになります。 物語に登場する人物名、団体名、施設名は架空のものとなります。
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あなたと出会ったあの日に、 私は一目惚れをしてしまいました。 でも、あなたには大好きな恋人がいるから、 私は気持ちを封印してあなた達の幸せを願っていました。 それなのに……、 彼女の浮気はあなたを苦しめて、 その姿を遠目から見守っていた私の心も窮屈になっていきました。 それからあなたが下した決断は、 「沙理に復讐したいから手伝ってくんない?」 彼女への仕返しでした。 だから私は彼に偽恋人の提案をして、 傍で支えることを決めたのです。 でも、その間何度も想いを告げてきたけど、 好きになってはもらえない。 こんなに近くにいるのに、 あなたの頭の中の彼女は消えていかないから。 だから苦しくなる。 たとえこの想いが繋がらなくても、 私はこの想いを大切にする為に……。 ※この物語はフィクションです。 執筆開始 2024/4/4 完結 2024/4/19
これが一生に一度きりの恋ならば

総文字数/69,999

青春・恋愛32ページ

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どうしてそんなに大事なことを 黙っていたの? 私に会いに来たって あの時一目惚れしたって 恋愛しに来たんだって 最初から素直に言ってくれれば 少しはなにか変わっていたかもしれなかったのにね。 でも…… それは自分に都合のいい言い訳。 最初からキミの本性を知っていたら 莫大な苦労が目に見えてるから 絶対に近づかなかった。 キミがキミらしくいてくれたからこそ 私は恋をしたのかもしれないね。 これが私たちにとって 一生に一度きりの恋ならば いまやるべきことは一つ。 執筆開始 2024/9/17 完結 2024/10/17
カーテン越しの君

総文字数/24,173

青春・恋愛40ページ

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『足首が浸かるくらい大雪が降ったら、俺達はまた会おう』 ーーそれが。 小学生時代に片想いしていた彼から、声楽教室を辞める事になった私へ最後に伝えてくれた言葉だった。 レッスンの日に彼から貰った《歌が上手になる》という魔法のかかった特別な星型の飴は、身体に染み込んでいく前に、現実への道を歩む事となった私。 幼い頃から歌手になりたいと思い描いていた夢が、打ち砕かれてしまった時。 《歌が上手になる》飴は、《勇気》の飴となって、まだ先の見えぬ将来に向かって学ぶ私のポケットの中で、毎日人知れず勇気を与え続けていてくれた。 私達が最後にお別れをしたあの日は。 数年に一度街に警報が出るほどの大雪。 空から降りしきるボタン雪が冷たくて。 睫毛が凍りつきそうなくらい外は寒くて。 口からこぼれ出す息が真っ白になっていて。 ただただ……。 遠く小さくなっていく彼の背中を見届け。 震え泣く涙だけが、湯気が立ちそうなくらい妙に熱く感じて。 視界が歪んだ瞳からポロポロと滴る涙で、寒くて赤くなった頬が焼き付きそうなくらい痛くなった。 ーーしかし。 あのお別れの日から、およそ六年が経ち。 ポケットの中でひっそりと私に勇気を与え続けている飴が、高校の保健室のカーテン越しの君へと渡った、その時。 小さな星型の飴は、切望以上の温かい衣に包まれ。 大きな勇気は新たな道のりへの架け橋になった。 ※この物語はフィクションです。 表紙画像は結之志希さんから頂きました。
ポンコツヴァンパイアが貧血男子を好きになってもいいですか?

総文字数/100,206

異世界ファンタジー65ページ

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✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 2024年 3月27日 今読みたい作品として 掲載していただきました。 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ ーーもし、『運命』というものが存在するのなら、 その運命を信じていきたい。 諸事情によって消されてしまった君達の過去。 一緒に笑い合った時間も。 窮屈な心を救い出してくれた時間も。 思いやる気持ちを育んでくれた時間も。 胸の中に残った90日間の輝かしい思い出も。 ダイヤモンドのように輝いていた時間は 跡形もなく消えてしまった。 しかし、小さな友情が芽生えて新たなスタートを切った私は、 あの時見た写真のように、 再び彼の笑顔を取り戻していきたい。 執筆開始 2023/9/1 完結 2023/10/1 ※こちらの作品は、魔法のiらんど、野いちご、ベリーズカフェ、エブリスタ、小説になろう、アルファポリスにも掲載しています。
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