プロフィール

八谷紬
【会員番号】155020
2019.4.28
『階段途中の少女たち』
スターツ出版文庫より発売

『15歳、終わらない3分間』
『夕星の下、僕らは嘘をつく』
『京都あやかし絵師の癒し帖』
スターツ出版文庫より発売中

作品一覧

瑠璃の羊
八谷紬/著

総文字数/69,447

青春・恋愛187ページ

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いままで生きてきて 良かったことなんてあるだろうか このさき生きていって 充足感なんて得られるんだろうか そんなのわからない わからないなら、知りたい ねえ すべて偽もの すべて嘘つき だから、わたしと恋をして 2012.6.18-10.4 Photo by Casey Horner on Unsplash
京都あやかし絵師の癒し帖
  • 書籍化作品
八谷紬/著

総文字数/36,813

和風ファンタジー30ページ

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芸大生の椿は、同期生の紫苑に怪我をさせてしまったことから、とある仕事を依頼される。 それは妖の肖像画を描くことだったのだが、ただ“描くだけ”ではなかった。 平凡ながらも絵を描くことが好きで芸大に入った如月椿と 天才的に絵がうまいのに無愛想で人を寄せ付けない三日月紫苑。 そして彼らを支える美丈夫でつかみ所のない雲母と大食いで殿様アリスな薊。 彼らが請け負う仕事の中身とは…… 一話完結型 京都のとある狭間で繰り広げられる物語。 ---------- 2017年6月28日発売 『京都あやかし絵師の癒し帖』試し読み版です。 一話目が全て読めますが、書籍はこれに大幅訂正を加えてあります。 書籍にはない場面もありますので、おまけのようにお楽しみください。
夕星の下、僕らは嘘をつく
  • 書籍化作品
八谷紬/著

総文字数/36,366

青春・恋愛36ページ

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  嘘はきらい 嘘つきもきらい だけど 私たちは、嘘をつく 自分のために 誰かのために 嘘をつく だから 忘れてあげる、あなたのこと あなたと、私のこと 【夕星(ゆうづつ)の下、僕らは嘘をつく】 2016.11.28 スターツ出版文庫より発売 こちらは、訂正前の原稿の試し読みとなります あわせてweb掲載用に改行を加えてありますので、文庫版とは異なります
15歳、終わらない3分間
  • 書籍化作品
八谷紬/著

総文字数/76,043

青春・恋愛219ページ

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  ばいばい。 ありがとう。 あの日あの時間 私たちは まだ幼かったんだ 気がついたら、私たちは教室にいた 出られない、進まない教室に どうしたら良いかわからない それでも彼らは、私を繋いでくれる *-*-*-*-*-*-*-*   ジャンル的に『ジュブナイル』だと思いたい もしくはYAかな、と 2009.6.22~2009.12.10 2016.2.28 文庫発売 文庫版は、すべて書き直ししているので この作品とは違うところがあります 文庫紹介ページのあらすじは、文庫のものになります なお、ケータイ小説として書いたものなので あえて行間が広く、簡易な文章で表現しています *-*-*-*-*-*-*-*  

公開リスト一覧

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レビュー一覧

生きる。
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たとえ十数年でも生きていたら逃げ出したいことだってある とても嫌な思いをしてそれを切り捨てたら楽になることもある だけどこれは 逃げて、逃げて、目を背けて それでも逃げ切れなかったふたりの物語 生きるのはけして楽しいことばかりじゃない じゃあ必ずしも均等に苦楽がやってくるかといえばそうでもない 苦しみばかり続くことは多い どうして自分ってこうなんだろうって 違う環境に生まれてきてたら、もっと楽しい人生だったのかなって 悔んで泣いて、また日は昇る そんなとき、助けてくれるのは 自分の名前を呼んでくれる誰か たとえひとりでも、自分が気づいていなくても たったひとつの自分だけの名前を呼んでくれる誰か 強く生きよう、そう思えるのはとても立派なこと でも本当に大切なのは、そこに至る過程 陽太と月子の苦しみを その大切な七日間を、ぜひ

たとえ十数年でも生きていたら逃げ出したいことだってある
とても嫌な思いをしてそれを切り捨てたら楽になることもある

だけどこれは
逃げて、逃げて、目を背けて
それでも逃げ切れなかったふたりの物語

生きるのはけして楽しいことばかりじゃない
じゃあ必ずしも均等に苦楽がやってくるかといえばそうでもない

苦しみばかり続くことは多い
どうして自分ってこうなんだろうって
違う環境に生まれてきてたら、もっと楽しい人生だったのかなって
悔んで泣いて、また日は昇る

そんなとき、助けてくれるのは
自分の名前を呼んでくれる誰か

たとえひとりでも、自分が気づいていなくても
たったひとつの自分だけの名前を呼んでくれる誰か

強く生きよう、そう思えるのはとても立派なこと

でも本当に大切なのは、そこに至る過程

陽太と月子の苦しみを
その大切な七日間を、ぜひ

2012/01/20 18:34
青春・恋愛 394ページ ・総文字数176,809
もしも世界が変わるなら
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ちょっと鬱積としていた毎日。 ところが気がついたら、やり直したかったあの頃に戻っていたら――? 誰だって後悔はするもの。 いくら「後悔のないように」なんて言われても、これっぽっちもしない、なんて人はきっと稀。 だけどやり直しの機会を与えられたら? 数年後、自分が、周りの人間関係がどうなっているか知ったまま、やり直せるかもしれなくなったら? この答えはきっと難しい。 未来を変えたいと思うか、変えてしまう恐怖に怯え同じ時を進むのか。 主人公はきっと誰もが躓くところで躓いて、でも彼女なりの答えを導き出した。 それは簡単なことではなくて、必死に迷い、考え、泣いて。 その結論が何であれ、彼女が出した最善の答え。 もう大人になってしまった自分へのもどかしさ、15歳の頃の懐かしさ、そして優しさに溢れる物語。 貴方なら、リトライしますか?

ちょっと鬱積としていた毎日。
ところが気がついたら、やり直したかったあの頃に戻っていたら――?

誰だって後悔はするもの。
いくら「後悔のないように」なんて言われても、これっぽっちもしない、なんて人はきっと稀。

だけどやり直しの機会を与えられたら?
数年後、自分が、周りの人間関係がどうなっているか知ったまま、やり直せるかもしれなくなったら?

この答えはきっと難しい。
未来を変えたいと思うか、変えてしまう恐怖に怯え同じ時を進むのか。

主人公はきっと誰もが躓くところで躓いて、でも彼女なりの答えを導き出した。
それは簡単なことではなくて、必死に迷い、考え、泣いて。
その結論が何であれ、彼女が出した最善の答え。

もう大人になってしまった自分へのもどかしさ、15歳の頃の懐かしさ、そして優しさに溢れる物語。

貴方なら、リトライしますか?

2009/07/16 08:54
青春・恋愛 122ページ ・総文字数99,864

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