2020年1月発売のスターツ出版文庫
天沢夏月、待望の最新作
抗えぬ運命、衝撃の結末に震撼!
抗えぬ運命、衝撃の結末に震撼!
その終末に君はいない。
[原題]君の目に映りたい。
イラストレーター:越島はぐ
- あらすじ
- 高2の夏、親友の和佳と共に交通事故に遭った伊織。病院で目覚めるも、なぜか体は和佳の姿。事故直前で入れ替わり、伊織は和佳として助かり、和佳の姿になった伊織は死んでいた……。混乱の中で始まった伊織の、“和佳”としての生活。密かに憧れを抱いていた和佳の体、片想いしていた和佳の恋人の秀を手に入れ、和佳として生きるのも悪くない――そう思い始めた矢先、入れ替わりを見抜いたある人物が現れ、その希望はうち砕かれる……。ふたりの魂が入れ替わった意味とは?真実を知った伊織は生きるか否かの選択を迫られ――。
- 著者コメント
- 小説サイト『ノベマ』で連載させていただいた『君の目に映りたい。』が書籍化にあたり『その終末に君はいない。』に改題になりました。内容は連載18回分に加え、本編では触れられなかったある人物についての前日談を書き下ろしています。越島はぐさんの素敵な装丁で文庫となりますので、ぜひ書店さんでお手に取ってみてください。
過去の自分にさよならを告げて
ぼくらはこの先の未来へ――。
ぼくらはこの先の未来へ――。
八月、ぼくらの後悔にさよならを
[原題]透明なぼくらは、この結末を信じない
イラストレーター:ふすい
- あらすじ
- 「もしかして視えてる?」――孤独でやる気のない高2の真彩(まあや)。過去の事故がきっかけで幽霊が見えるようになってしまった。そんな彼女が出会った“幽霊くん”ことサトル。まるで生きているように元気な彼に「死んだ理由を探してもらいたいんだ」と頼まれる。記憶を失い成仏できないサトルに振り回されるうち、ふたりの過去に隠された“ある秘密”が明らかになり…。彼らが辿る運命に一気読み必至!「第4回スターツ出版文庫大賞」優秀賞受賞作。
- 著者コメント
- 初めまして、小谷杏子と申します。第4回スターツ出版文庫大賞にて優秀賞をいただいた『透明なぼくらは、この結末を信じない』を改稿し、この度、本を出していただける運びとなりました。後悔ばかりの「ぼくら」は本作の主人公、真彩やサトルだけではありません。切なく愛おしい、ひと夏の物語をどうぞよろしくお願いします。
残酷な運命を背負った彼女に向けて、
僕はただ、シャッターを切った――。
僕はただ、シャッターを切った――。
一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。
[原題]一等星の君が笑ったら
イラストレーター:へちま
- あらすじ
- 「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。突如始まった撮影生活は、自由奔放な香織に振り回されっぱなし。しかしある時、彼女が明るい笑顔の裏で、重い病と闘っていると知り…。「僕は、本当の君を撮りたい」輝彦はある決意を胸に、香織を撮り続ける――。苦しくて、切なくて、でも人生で一番輝いていた2カ月間。2人の想いが胸を締め付ける、究極の純愛ストーリー!
- 著者コメント
- こんにちは。冬野夜空です。新作『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』は私が執筆活動を開始してから、はじめて書いたファンタジー要素の無い純愛の物語となりました。それだけ真っ直ぐに伝えたい思いが詰まっています。読後、胸の内に残る余韻までもを楽しんでもらえたらと思います。カメラマンの彼と、モデルの彼女が辿り着く最高の瞬間を、どうかお見逃しなく。
幸せはいつもご飯のそばに。
人気シリーズ待望の第2弾!
人気シリーズ待望の第2弾!
こころ食堂のおもいで御飯 ~あったかお鍋は幸せの味~
[原題]こころ食堂のおもいで御飯2
イラストレーター:もみじ真魚
- あらすじ
- 結(むすび)が『こころ食堂』で働き始めてはや半年。“おまかせ”の裏メニューにも慣れてきた頃、まごころ通りのみんなに感謝を込めて“芋煮会”が開催される。新しく開店したケーキ屋の店主・四葉(よつば)が仲間入りし、さらに賑やかになった商店街。食堂には本日もワケありのお客様がやってくる。給食を食べない転校生に、想いがすれ違う親子、そしてついにミャオちゃんの秘密も明らかに…!?年越しにバレンタインと、結と一心(いっしん)の距離にも徐々に変化が訪れて…。
- 著者コメント
- こんにちは、栗栖ひよ子です。みなさまの応援のおかげで、こころ食堂シリーズの第2弾を発売することができました!今回も、『おいしい』と『ほっこり』をめいっぱい詰め込みました。そして、結と一心の恋愛模様にもきゅんきゅんしていただけたら嬉しいです。読み終わったあと、あたたかい気持ちになってもらえますように。