そりゃ、二日前までまんまるだったんだから、一朝一夕で戻りはしないだろうけれど……。
みなみが入って突っ張っていた分、いなくなったらたるんで見える。

これ、元に戻るの？
な、なんか不安になってきた……。

自分の『産後』を確認したシャワータイムだった。



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翌日曜日、沐浴指導があった。
みなみのお風呂の入れ方指導である。

個人産院の良いところで、助産師さんと私たち夫婦のみで、気軽に質問できる雰囲気で始まった指導。

裸ん坊にされたみなみは腕をちぢこめて不安そうな様子を見せたものの、助産師さんにちゃぽんと浴槽に入れられるとふわぁっと表情をゆるめた。


「まず、髪の毛から洗いましょうね」


助産師さんが石鹸を泡立て、みなみのポワポワの薄い髪を洗っていく。
気持ち良いらしくみなみは目を細めている。

可愛いなぁ、うちのお嬢さん。