よ!相変わらずの段取りニスト!


和泉さんと夢子ちゃんにまでお知恵拝借したなら、
二人のニヤニヤ笑いには散々晒されたはずだ。

それを耐えて……エライよ、禅くん!


部長は駐車券を受け取って、車を進める。


「考えてみたら、用事で出かけることはあっても、デートっぽいことはしたことなかったからな。こういうところは嫌いか?」


「とんでもない!好きな方です!ここ何年かは来る機会がなかったんで、嬉しいです!」


部長、もしかして私を楽しませるためだけに、ここを選んだの?

デートって言ったら遊園地だろ的な?

……その、割と初心っぽいところが、グッとくるんですけど!!



「ゼンさん、私、結構体調イイんで、今日は思いっきり遊びまくりましょう!」


「いや、それは無理禁物だ。腹が張ったり、痛くなったらすぐに言え」


「ラジャー!!」


駐車場に車を停めた時点から、世界はすでに夢の国。

否応なしに高まる気持ち!