「当院でも推奨しています。ただ、赤ちゃんの状態やママの状態によっては、できない場合がありますので、ご了承ください」


なるほど、あくまでポンちゃんも私も万全でないとできないことなのね。


「では、ここから細かい部分や追加したい要項を伺っていきます」


時田さんはボールペンをカチッと押し出し、私のバースプラン用紙に書き込む準備。

私はワクワクとうなずく。


「まずは陣痛促進剤ですが、状況によっては使用可能でよろしいでしょうか?」


「それは、赤ちゃんがなかなか産まれない場合ですよね」


「そうですね。長引く場合は母子の安全のため使いたいと思っています。極力無しで、どうしてもの時だけ使用ということもできます。その際は、一色さんご本人に確認もします」


あ、割と臨機応変に対応してくれるのね。


「じゃ、それで」