「ポンちゃん、ママが守るからね」


私にできることは、ポンちゃんの命の責任者であること。
産まれるまでは、私でないと気付いてあげられないこともあるはず。


母親になる覚悟がついたかというとわからない。
でも、ポンちゃんが健康に産まれるためなら、
何でもできる気がするよ。


私の手を握ってくれた時田さんを再び思い出す。
メガネで三つ編みで胸が大きいツンツン女子。

ポンちゃんが産まれる時、彼女がいてくれたらいいな。

ふと、そんなことを思った。