『イケメンだけど、鬼のように厳しい』
私もずっとそう思ってた。
こんなことになるまでは。
あなたの本当の顔を知ってるのは、私だけ。
そう思ってもいいかな?
私は思わず微笑む。
私のために料理をとってきてくれた夢子ちゃんが隣にいる。
「ウメさん、部長めっちゃ飲んでますよ?ケーキカットまで保つんですか?」
「あ、そうだね。……うん、無理だ」
一色大部長殿、最後の挨拶どころかケーキカットもぐたぐだになりそうな予感です。
*****
翌週の月曜日、私たちが待ち望んだひとつの事実が判明する……。
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