大丈夫、絶対生きるよ。


だって私、まだはるといろんなこと経験してない。


はると一緒にいるためなら、どんな試練だって逃げずに挑むつもり。


だからはる、心配しないで、安心して待っててよ。


私、はるのおかげで少しだけだけど強くなったんだから。



「あたし、花の水かえてくるよ」


はるが花瓶を手に取る。


「うん、お願いします」


病室を出て行ったのを確認してから、私はさっきの手紙を取り出す。


ペンを持ち、書き連ねる言葉を考える。


生きることを約束したのだから、もう“遺書”はやめよう。




──はる、今までありがとう。


私ね、はるが大好きだよ。


はるも私のこと好きだよね、知ってるよ〜。



これからも、ずっと、ずーっと一緒にいようね!



From forever your friend





‐fin‐