「私、嘘はついていません」
「やろ?でもな、刑事から見たらな、限りなくクロに近いグレーなんや。それをシロに変えるには、しっかり考えんとあかん。実際に証拠も押さえられてるんやし」
大きくため息が口からこぼれ、雪乃はうなだれた。
「たしかにそうですね。明らかに私が犯人だと思われているんですよね。それを覆すのは大変ですよね・・・」
まるで自分に話すかのように言った。
和美は満足そうにうなずく。
「じゃあ、まずは何よりも大きな疑問について話し合うで」
そう言って和美は本人の私物の便箋を開くと、白紙のページを3人の前に置き、ペンで大きく『why』と書いた。
「why!」
キャシーが流暢な発音をした。
「やろ?でもな、刑事から見たらな、限りなくクロに近いグレーなんや。それをシロに変えるには、しっかり考えんとあかん。実際に証拠も押さえられてるんやし」
大きくため息が口からこぼれ、雪乃はうなだれた。
「たしかにそうですね。明らかに私が犯人だと思われているんですよね。それを覆すのは大変ですよね・・・」
まるで自分に話すかのように言った。
和美は満足そうにうなずく。
「じゃあ、まずは何よりも大きな疑問について話し合うで」
そう言って和美は本人の私物の便箋を開くと、白紙のページを3人の前に置き、ペンで大きく『why』と書いた。
「why!」
キャシーが流暢な発音をした。