「ワタシモ ゼンゼンコナイヨ」
キャシーも口をとがらせた。
「電話はしてもらったん?」
「いえ、自分で電話できないそうなのでやめました。両親に心配かけたくないですし」
「そか・・・普通は心配かけたくないわな・・・」
その言い方になぜか違和感を感じ、雪乃は首をかしげた。
それをごまかすように、
「よし、じゃあもう1度、雪ちゃんの事件をおさらいしよっか」
と和美は提案した。
「え、私よりも和美さんやキャシーのこと話し合いましょうよ」
あわてて手をふり断ったが、
「うちらの事件は明瞭簡潔ってかんじや。な、キャシー?」
と聞く耳もたない。キャシーは、意味が分からないまま笑っている。
「ええか、雪ちゃん。雪ちゃんはこれから何回か取り調べがあるんや。それ次第で罪は変わってくる。昨日の話、ホンマなんやろ?」
キャシーも口をとがらせた。
「電話はしてもらったん?」
「いえ、自分で電話できないそうなのでやめました。両親に心配かけたくないですし」
「そか・・・普通は心配かけたくないわな・・・」
その言い方になぜか違和感を感じ、雪乃は首をかしげた。
それをごまかすように、
「よし、じゃあもう1度、雪ちゃんの事件をおさらいしよっか」
と和美は提案した。
「え、私よりも和美さんやキャシーのこと話し合いましょうよ」
あわてて手をふり断ったが、
「うちらの事件は明瞭簡潔ってかんじや。な、キャシー?」
と聞く耳もたない。キャシーは、意味が分からないまま笑っている。
「ええか、雪ちゃん。雪ちゃんはこれから何回か取り調べがあるんや。それ次第で罪は変わってくる。昨日の話、ホンマなんやろ?」