スリッパを脱いで揃え、
「失礼します」
と、雪乃は声をかけて中に入った。同時に後ろですぐにドアは閉められ、再び施錠をされる音がした。
部屋は縦長の8畳ほどのスペースだった。絨毯が敷いてあるのみで、他には何もなかった。奥にトイレらしきドアが見えたが、上半分はガラス張りになっていた。
中には20代後半くらいの色白の女性、そしてその横には金髪の体格の良い外国人女性があぐらをかいて座っていた。
雪乃はすぐに2人の前に正座をすると、
「はじめまして、山本雪乃と申します。33番だと言われました。色々ご指導をお願いいたします」
と頭を下げた。
「失礼します」
と、雪乃は声をかけて中に入った。同時に後ろですぐにドアは閉められ、再び施錠をされる音がした。
部屋は縦長の8畳ほどのスペースだった。絨毯が敷いてあるのみで、他には何もなかった。奥にトイレらしきドアが見えたが、上半分はガラス張りになっていた。
中には20代後半くらいの色白の女性、そしてその横には金髪の体格の良い外国人女性があぐらをかいて座っていた。
雪乃はすぐに2人の前に正座をすると、
「はじめまして、山本雪乃と申します。33番だと言われました。色々ご指導をお願いいたします」
と頭を下げた。