「なんか寝不足みたいやな」
いつものようにおいしくない昼食をとった後、ぼんやりしている雪乃に和美が言った。
雪乃は、唇を突き出して、
「毎日毎日考えるのは同じことばっかで、身体も動かしてないから疲れないですし。なかなか深い眠りにならないんですよ」
とすねるような声を出した。
「あと4日か・・・」
和美が絨毯に寝ころんで言った。
重苦しい雰囲気をとりはらうように、雪乃は両手を上に上げて伸びをすると、
「おふたりはどうです?動きありませんか?」
と明るい口調で尋ねた。
「うちは起訴されてるから、まぁ、そのうち拘置所やな。あそこはええで。菓子や飲み物も好きに買えるし、雑誌まで読めるんや。だから行くのは楽しみやわ。公判は再来週やから、時間もあるしな」
「ワタシ ドウナル ジブンデモ ワカラナイ」
和美は、キャシーを見ると、
「起訴されるやろな。示談せえへんのやろ?」
「ウン」
いつものようにおいしくない昼食をとった後、ぼんやりしている雪乃に和美が言った。
雪乃は、唇を突き出して、
「毎日毎日考えるのは同じことばっかで、身体も動かしてないから疲れないですし。なかなか深い眠りにならないんですよ」
とすねるような声を出した。
「あと4日か・・・」
和美が絨毯に寝ころんで言った。
重苦しい雰囲気をとりはらうように、雪乃は両手を上に上げて伸びをすると、
「おふたりはどうです?動きありませんか?」
と明るい口調で尋ねた。
「うちは起訴されてるから、まぁ、そのうち拘置所やな。あそこはええで。菓子や飲み物も好きに買えるし、雑誌まで読めるんや。だから行くのは楽しみやわ。公判は再来週やから、時間もあるしな」
「ワタシ ドウナル ジブンデモ ワカラナイ」
和美は、キャシーを見ると、
「起訴されるやろな。示談せえへんのやろ?」
「ウン」