目が合い、麻里乃は少し頬を染める。
悠季は麻里乃の向かいの椅子に座った。
「君が…今回の依頼人?」
「え?あ、はい…」
「詳しく話してくれ」
頷く麻里乃。
藍衣は悠季のすぐ隣で、健一はテーブルによりかかり、南は壁にもたれて話を聞き始めた。
「私…最近誰かに見張られているような気がするんです」
麻里乃の話によればこうだ。
最近、学校帰りや出かける時誰かにつけられているような気がするらしく、気味が悪くなって、ここ『LOVE&HAPPINESS』に相談を持ちかけたとのこと。
それだけではない。
先日から、マンションの郵便受けに“死ね”とだけ書かれた紙が、何枚も入るようになったという。
「怖くて友達のミカに言ったら、『あたしが何とかするから』って言ってくれて。
ミカはいつもそばにいてくれてるんですけど、やっぱり不安なのでここに来ました…」
一通りの事情を聞き終え、「なるほどな…」と頬杖をつき何か考え始める悠季。
「卑劣なストーカー…とか?」
藍衣が思いつき言ってみるが、まだ何も断定できない悠季は一言も口を開かなかった。
悠季は麻里乃の向かいの椅子に座った。
「君が…今回の依頼人?」
「え?あ、はい…」
「詳しく話してくれ」
頷く麻里乃。
藍衣は悠季のすぐ隣で、健一はテーブルによりかかり、南は壁にもたれて話を聞き始めた。
「私…最近誰かに見張られているような気がするんです」
麻里乃の話によればこうだ。
最近、学校帰りや出かける時誰かにつけられているような気がするらしく、気味が悪くなって、ここ『LOVE&HAPPINESS』に相談を持ちかけたとのこと。
それだけではない。
先日から、マンションの郵便受けに“死ね”とだけ書かれた紙が、何枚も入るようになったという。
「怖くて友達のミカに言ったら、『あたしが何とかするから』って言ってくれて。
ミカはいつもそばにいてくれてるんですけど、やっぱり不安なのでここに来ました…」
一通りの事情を聞き終え、「なるほどな…」と頬杖をつき何か考え始める悠季。
「卑劣なストーカー…とか?」
藍衣が思いつき言ってみるが、まだ何も断定できない悠季は一言も口を開かなかった。