はじめに1発、それから鳥岡に1発、ガイドに1発。そして2発・・・。
「弾はあと1発ってことよね?」
弥生の考えに気づいたのだろう、タツヤが目を見開きながら軽くうなずいた。
つまり、次に誰かが撃たれた時がチャンスなのではないか?弾をつめかえる前に飛び出していけば・・・。
いや、それは危ないだろうか。そもそも6発しか入らないとは限らない。
弥生は元のように座り、それとなく女の拳銃を再度見た。
よく分からないが、リボルバータイプのそれは、おそらく6発入るくらいの大きさに見える。これまでで、女が弾をつめかえていたことはないはずだ。
だとしたら、やはり、次がチャンス・・・。次に誰かが死んだときがチャンスなのだ。
もちろん弥生は飛び出してなんていかない。
「弾はあと1発ってことよね?」
弥生の考えに気づいたのだろう、タツヤが目を見開きながら軽くうなずいた。
つまり、次に誰かが撃たれた時がチャンスなのではないか?弾をつめかえる前に飛び出していけば・・・。
いや、それは危ないだろうか。そもそも6発しか入らないとは限らない。
弥生は元のように座り、それとなく女の拳銃を再度見た。
よく分からないが、リボルバータイプのそれは、おそらく6発入るくらいの大きさに見える。これまでで、女が弾をつめかえていたことはないはずだ。
だとしたら、やはり、次がチャンス・・・。次に誰かが死んだときがチャンスなのだ。
もちろん弥生は飛び出してなんていかない。