部屋につくと、自然に深いため息がでた。


なんか夢のような旅行だった。


ナツも今頃は、部屋でホッと一息ついてるのかな。

旅行の荷物が目に入る。カバンの横にあるのは、みやげ物の袋だ。


心臓が跳ねる。


正彦へ気持ちをぶつける…、確かに決意はしたのだが、果たして私にできるのだろうか。