「乾はいいそうだ」

大庭君の台詞は確認。

みんなにこれでいいだろう、っていう後押し。


その姿が霧崎君の右側から現れて、私を見る。





嘘は禁止。

そんなの守れないかもしれない、守りたくない。


でも私ひとりのエゴで、みんなを巻き添えには出来ない。

でも屋上から飛び降りました、なんて言えるわけがない。



結局、わがままな私。

どうしたら良いのだろう。