言いたいことはわかっている。
今、私だって気づいた、疑問に思った。





――やっぱり、私のせいなんだ。



「霧崎、お前だって同じこと思っただろ?」

「確かにそうかもしれない。だが今の言い方は良くない」

「良くないって……だってそうじゃねぇの? それにオレは別に責めるわけじゃ」


何も言えない自分が嫌だ。

霧崎君の気持ちは嬉しい、でも青野君の言いたいことは悪いことではない。



だって、わけもわからず閉じ込められて、時間は繰り返して。

その原因が私なら、原因の人物がわかったなら、言いたくなるでしょう?


薄々わかっていたことだ。

今日は私の誕生日、繰り返す時間は私の出生時間頃。

そしてこの食糧。





それにやっぱり、私が屋上から飛び降りたことが――