君の涙は、海を甘くする

BL

完

君の涙は、海を甘くする
作品番号
1795113
最終更新
2026/10/27
総文字数
8,430
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
0
極冠の融解により致命的な塩分過負荷に陥った世界。
人類が最後に縋ったのは、人間の感情から生成される二つの生体結晶――愛の「シュガー」と、喪失の「ソルト」だった。

感情資源摘出所の「濾過部門」で働く甘野蜜は、「自分には恋愛の感情なんてない」と信じ、淡々と日々の業務をこなしていた。
――あの男が、異動してくるまでは。

「記憶解析部門から異動してきました、汐見です」

人懐っこい笑顔を浮かべ、距離を詰めてくる新人・汐見。
彼の体温やコーヒーを淹れる手つきに触れるたび、甘野の平穏な日常は音を立てて揺らいでいく。
そして、理由もわからないまま、甘野の体内の「シュガー」の数値は異常なまでに跳ね上がっていき……?

秘密と自己犠牲の裏に隠された、あまりに一途な想いの行方は。
管理された冷たいラボを舞台に描く、切なくも鮮烈なディストピア・ラブストーリー。
あらすじ
【受け】甘野(あまの)
感情資源摘出所の濾過部門で働く職員。
「自分には恋愛感情などない」と信じ淡々と生きる鉄仮面だったが、汐見の異動を機に体内の糖度が異常値へと跳ね上がっていく。

✧*。──────────✧*。

【攻め】汐見(しおみ)
記憶解析部門から異動してきた新人職員。
人懐っこい笑顔で甘野に距離を縮めるが、その裏には、甘野を過酷な運命から守り抜くための、あまりに切ない秘密があり……。

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