変わり果てた世界で、親友に恋するまでの物語

例えば委員会で帰るのが遅くなった時。外は当然のように暗い。
後ろから、カツカツと、迫ってくるような足音がした。ただの通行人。分かってる。それなのに、身体が硬直して動かなくなる。

あの日から、俺の世界は変わり果ててしまった。

けれど、この時の俺はまだ、そんな自分の変化を誰かに説明できるほど、自分の気持ちを理解できていなかった。