「絶対に死なないでね」と、君がそう言ってくれたから。〜未来へ進むため、僕と彼女の一歩目~

「……くそっ」
 なんで……。
 どうして、俺は……。
 ……もう、死んでしまいたい。
 全部に疲れた。
 学校にも、家にも居場所なんてない。
 いてもいなくても変わらない。
 そんな俺に、生きる意味なんてない。
「消えたい……」
 ふと、机の上の写真立てに目を向ける。
 いつ撮ったものだったっけ。
 俺と卓哉(たくや)が、笑って写っている。
 ……もう、こんな写真は撮れない。
 俺が、この関係を壊してしまったから。
「ごめんな、卓哉(たくや)……」
 俺は、卓哉(たくや)の人生をめちゃくちゃにした。
 そんな俺が、のうのうと生きていて良いはずがない……。