「絶対に死なないでね」と、君がそう言ってくれたから。〜未来へ進むため、僕と彼女の一歩目~

「……心理カウンセラー、ね」
「うん。……ダメ、ですか?」
「……そりゃまあ、大変なことばっかりだと思うけど……。漣(れん)が決めたことでしょ?じゃあ、お母さんは応援するよ」
「良いの⁉」
 絶対に止められると思っていたから、驚く。
「……今までのことも、色々反省したのよ。……蒼眞(そうま)に怒られてね。ほんと、大人なのに、情けないわ」
 部屋から、兄貴が顔を出している。
 ……やっぱり、兄貴が俺の兄で良かった。